![]() ![]() |
|||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||

« 地方の窮状を見た参院選応援の1ヶ月半 | メイン | バラマキ政治への回帰、「改革の光と影」議論に惑わされるな »
2007/09/24
今回の自民党総裁選は、我が国にとり、「構造改革の推進かバラマキ政治の復活か」という重要な政治の分岐点での進路決定の選挙となりました。私は国と地方が800兆円近い債務残高を抱える現局面において、改革の継続こそが我が国を救うとの信念の下、安倍総理辞任表明のあった9月12日、私と同じ心の同志8名が核となり「小泉前総理の再登板を実現する有志の会」を結成、署名運動を広げました。僅か3時間で当選1回から5回まで国会議員31名が署名、再登板見込まれずとの報道後さえも増え、総勢36名に達しました。何故2日間で、総裁候補擁立に必要な20名を超すこれだけ多くの国会議員に、我々の主旨へ署名を頂けたのでしょうか。
我々の運動の根源には、国に対する高い志と強い危機感の共有があります。「構造改革を進めずには、我が国は再び90年代のような政治空白の下、失われた10年の低迷社会に陥ってしまう。」少子高齢化が進み、中国・インドの経済成長も目覚ましい21世紀の新しいグローバル環境において、国民が希望をもって生き残れる経済社会へ転換を図るため、我々政策立案者は弛まぬ改革への努力を惜しんではなりません。また、8年後とも言われる来たるべき道州制の時代に、岐阜市を始めとする地方都市が自信をもって活路を見い出す道筋作りを行っておくことは、大都会を含めた日本社会全体にとり重要課題です。道州制の導入に際し多くの地域社会が同じスタートラインに立てるように、地域間格差の縮小策を少しでも事前に行うことが必要です。さらに、我が国政治の国民からの信頼獲得のためには、政治とカネの問題を始めとする政治倫理の課題について、与野党関わらず全ての国会議員が速やかに襟を正し、健全な党改革を進めることが求められます。このような課題山積のなかで行われた自民党総裁選、短期決戦のなかで熟考即決を迫られ鍛えられるものでした。
当然、小泉前総理の再登板については、私の心中、現局面で5割程度の実現可能性しか描いておりませんでしたが、私にとり重要であったのは、我々の運動の結果、小泉改革に象徴される構造改革路線を次期総裁候補にしっかりと継承して頂くことでした。この状況下で、福田康夫総裁候補が「再登板有志の会」に対して、小泉改革の継続の必要性を言明し、地域格差の是正も構造改革推進により取り組みを行う意向を示されたことは、私個人にとり、福田支援の重要な決意要因となったことは間違いありません。こうした福田候補の言明は、総裁選が告示された9月14日の朝私自身、TBSやテレ朝等の各局のスタジオ出演において、「改革をしないことによって、地方は良くならない。」「これからは地域格差を是正する地方のための新たな構造改革も必要。」と述べた直後のことでした。総裁選中盤では、我々無派閥若手議員を中心とする「新しい風」の緊急会議で、私は総裁候補に政策提言を行う旨の提案をし、多くの賛同を得て提言書を急遽作成、成長と改革(格差是正策)の項目は自ら執筆もしました。
最後に振り返り、「再登板有志の会」、続いて「新しい風」で行った総裁選での我々の運動は、福田総理実現への流れを早晩で形どったとの党内外の評価を得た一方で、我々の政策提言主旨への福田候補の賛同は、今回の総裁選が派閥積み上げでないことを示す証となるなど、意義深い結果を生んだと思います。真に国民主権の政治の実現のため、私は今後とも果敢かつ精力的に運動を展開してまいる所存です。